こんにちは!

お子さんといかがお過ごしでしょうか。

今年も開けて既に月半ばとなってしまいました。早いですね。

今回は少し大きな視点から、ママやパパが子供のために思って必死でやっているその子供の能力磨き(知識・能力の教え込み型・強制型の習い事や子育て)、子育ての仕方、役に立つの?!について考えたいと思います。

子育てって、客観的に学ぶ機会がなければ、いえ、客観的に学んだとしても、意識して行動に移さないと、自分が親に育てられたように子供を育ててしまいがちです。

親の育て方や親の性格は、世代間連鎖するとよくいいます。

その世代間連鎖、今の多くの親が、パワーアップした状態で、自分の子供に影響を与えていることがありそうです。

昭和のベビーブーム時代に、核家族化が進み、母が家で主婦をするようになり、家事と育児を任されて、多くの子供が幼稚園に通い、いろんなお習い事をするようになりました。塾もその頃から当たり前に通うようになりました。週に何回もお習い事にも行くようになりました。

良かれと思って、子供により優秀になって幸せを手に入れて欲しくて、多くのご家庭でより良い成績、学歴を獲得するためにそうして必死に子供を育ててきました。

そして、そうやって育てられた子供たちが今親の世代になっています。

そこそこのいい学歴を持ったママやパパが続出しています。そして学歴を持たないママたちも自分たちの思いを期待を子供たちに託します。

自分よりももっといい成績、もっといい学校、学歴、もっと英語がペラペラで、と、子供の幸せを願う気持ちが、能力を育んであげたい、、という想いと重なり、子供の能力開発一筋の期待として肥大化してきました。

結果、乳幼児の頃から週に何日も技術や知識を学んだり、脳を育むと謳う習い事に通うお子さんが多くなりました。

お子さんとの時間の過ごす方法としてもお習い事は期待を受けるようになり、そのスタート年齢は、どんどん若年化し、0歳スタートが当たり前になってきました。

幼児後半からは、普通に文字を教えられ、通信教育用の家庭学習をしたり、既に塾に通うお子さんも普通にいるようになりました。

情報社会が加速し、SNSが日常になった昨今、手を出せば人の「能力」を刺激して向上させる機会は、人類の今までの歴史上前代未聞なほど満ち溢れています。そのおかげで、人類全体のIQの平均が現代はどんどん上がっているらしいです。

自然にIQが上がっている人類の近未来、素晴らしいですが、IQ以外では、どんな世の中になっているのでしょうか。

それが、今の子供たちが大人になる時代です。

どれだけAIによる知能が進化しているか、私のような昭和に育った中年凡人には、想像もつかないのですが、一つ言えることがあります。

平成後半生まれからのお子さんたちが大人になる頃の世の中は、今のご両親が生きている今の世の中とは大きく異なるということです。

そこは、学歴が高ければ良い大学に入れる、そうすれば、大企業に入れる、そして、そこで一生安定して働ける、そんな人は、ほぼかなりの確率でわずかの限定組となるでしょう。

そう、、、子育てで技術や知識を教え込んでいい大学にゆけば約束された未来がある時代は、もう5年後、10年後には、崩壊していると思った方がが現実的です。

その時に、AIがもっと早く正確にできる技術や知識を、昭和の子育て法を進化させた形である「脳力開発」にて詰め込んできた人間は、簡単にその側面では、AIにノックアウトされてしまうでしょう。そしたら、その子達は、何で生きてゆけばいいでしょうか。

小さい頃から技術や知識を詰め込むために、考える時間も十分に取れなかった子供たちは、AIにやられた時、何をどう考えて生きてゆけばいいでしょうか。

こういう近未来がまっている今の子供たちに、昭和の団塊の世代がしてきた子育てや教育の延長をし続けることが得策でしょうか?子供の未来の幸せに繋がってゆくものでしょうか。

今の子供こそ、AIではできないことを優先して育んであげたほうがいいように思いませんか?

そして、だとすれば、AIにできないこととは何でしょうか。

それが、人間性、人と繋がるための力、社会性なのではないでしょうか。

人の中で生き、ストレスを感じながらもそこでストレスを解消して行けるような人間力。社会性、それを育むことが、今まで以上に大切で生きる要となる時代を迎えようとしているのです。

今お子さんに日々させていること、している子育ては、いかがでしょうか?先を見通したことができているでしょうか。

真に費用対効果のいい子育て、人間性を育む子育てを意識して行きませんか?

これから人間性・社会性が大切という時期に入っているのに、不登校やいじめ、非行、鬱、摂食障害、家庭内暴力などの子供や大人たちが年々増えて社会問題になっています。

こういった状況は、社会性がうまく育まれなかった結果として現れているとも言えるのです。

そして興味深いのですが、こういった数々の事例から、少しずつはっきりしたことがわかってきているのです。

それは、0歳から6歳までの子育て環境が、人間性や社会性を育むのにとても重要な時期である、という事実です。

この時期は、技術や知識を教え込んで詰め込んでゆく時期ではなく、かといって野放しや、なんでも好き放題を許す時期でもない、人間性の土台を育んであげる時期なのです。社会性の基礎を育む時期なのです。

見た目だけ、上物だけそさそうに見える突貫工事ではなく、しっかり土壌改良を行い、人間性を豊かにするための柱を建てる時期なのです。

AI社会の未来で、「生きる力」を持って、お子さんらしく豊かに生きてゆくための、とても重要な時期になるのです。

ママたち、パパたち、今の幼児期のお子さんに必要な環境は整えてあげられていますか?

そして、良かれと思ってしていることが、人間性の育ちの逆、急ぐあまりの突貫工事をしてしまっていないでしょうか。

0歳から6歳までの子育てが人間性・社会性の基礎を作る時期であれば、この時期こそ、まさにAI時代を生き抜く力を育む要の時期です。

この時期に培われた人間性、社会性、豊かな個性の土台は、これからの時代のお子さんの幸せに繋がる、幸せを左右する土台になってゆくに違いありません。

時代は変わっても、親が子供のことをとても大切に思っているのは変わりません。時に自分より大切に思っているのが我が子です。

我が子がどうしたら一番豊かに育ってゆくか。

自分の育ってきた経験や環境に、より客観的になり、近未来を想像することで、子育てに活かして行きましょう!

*注意・・「生きる力」の指標の一つにリジリエンスという力があります。これは、思春期くらいから培われるといわれています。ここでは、リジリエンスの土台になる広い意味での「生きる力」という前提でお話ししました。