早く!と急かさなくていい方法
今回は、「はやくしなさい!」に変わる誘導法についてです。
はやくーーー!
って、言っている方も言われている方も余計焦って嫌な気持ちになりませんか?

言葉を変えるだけで集中してさっさと終わらせてくれるようになります。
今までの「はやく!!!」が10回から1回に減るでしょう!笑
年齢別・早く!と言わずに急いでもらう方法
1 時計の針の動きがわかるようになったら
「時計の長い針が⚫️にまでに⚫️しようね(終わりにしようね)」
という言い方で促します。その後少し経ってから、「あっ!長い針が来たよ!」というと、笑えるくらいすんなり行動してくれたりします。
2 時計が読める年齢になったら
「時計をよく見てね、何時までに⚫️するの?」
と自分で決めさせて促します。
3 小学校以降スラスラ時計が読めるようになったら
「時計と相談してね」と言うようにします。
お子さんに、「はやく!」と言わなくても、ちゃんと時間までにしてくれます。
ママのイライラも激減しますね。
2歳後半からもわかるお子さんがいるかもしれませんが、通常は、3−4歳から上記1をスタートさせてみてください。
子供の自主性を引き出すことが、
素直にやろうというモチベーションをあげることになりますし、
タイムマネジメントの練習にもなりますし、
おまけに時計の読み方が生活の中で身についてゆきますので、
良いことづくしです。
おかげさまで、我が子は4歳からこれをしていますので、時計の問題は勉強しなくても普通に満点でした。
さらに、時計が読めると「速さ」の問題にも自然に応用できますので、自分の強みが増え、自信を持てますね。

この手法、読んでお分かりかもしれませんが、イヤイヤ期の対応にも使えます。
イヤイヤで次の行動をするのを拒否しているときの導きのポイントの一つが、上記の「自主的にやっている感覚を促す」ことです。
つまり、自分で判断をする余地を行動の流れの中に作ってあげます。
行動をしてもらうことに注目しないで、どうやったら自分でやってる感覚が得られるかを考えると案外うまくいきます。
と言っても、具体的に言われないとピンと来ないかもしれません。
具体的な状況は追い追いご案内しますね!
