こんばんは!

間も無く、今年の8月も終わりですね。

いかがお過ごしでしょうか。

今回は、少し、「看護師」をテーマに呟かせてください。

私は、看護”婦”時代に国家試験に合格し、都内の大きな類の病院に勤務していた元看護”婦”です。

時は、かれこれ30年以上も前の話。

集中治療室勤務でした。今は、心電図検定なるものがあるらしいのですが、当時は、心電図って、測定方法は学んでも、心電図の読み方までは、学生時代は学ばなかったのです。なので、ICU勤務になって、最初一番苦労したことの一つが「心電図の読み方」でした。実は心電図を読めるナースは、当時限られていたんですね。(今もかな?)

その時代の、その病院のICUといえば、ICU勤務のベテラン看護師が、新卒3年目くらいまでの新人お医者さんに指示を出したり、いろいろ教えてあげたりするくらい看護師が「プレドクター」として幅を効かせていまして(笑)、私も漏れなく、笑、先輩たちにいつも凄くしごかれて、とても辛い新人時代でした。笑 

でも、そのくらい優秀な先輩たちの指導によって、ICU関連の超急性期の知識と実践のみならず、看護師としての意識もますます高くなってゆきました。当時ICUに出入りする科のお医者さんたちが、口を揃えて「君たちは、看護界では、日本のエリートだから、どんどん看護界をリードするがいい。」なんて言っていました。科学的看護、看護の体系化が盛んに謳われた時代で、看護界の最前列を進むが如く、看護研究も常に活発に行われている風土がありました。

そうですね、いわば、「勝ち癖のある刺激的環境」にラッキーにも所属していたのだなって今振り返ります。とにかく看護師が強い!威厳もある!笑

しかしながら、まあ、私は、ICUの中でも落ちこぼれで(笑)、でも、それが故に、出来ない新人の気持ちがよく理解できる、優しい姉御肌の先輩看護師!と婦長に言われるような存在に成長してゆきました。

看護師の話、看護の話をしだしたら、止まりません。笑

一晩あっても話尽くせない、私の「思春期」から「青年期」の人生が詰まっているテーマ。それが看護、です。笑 (なんのこっちゃですね!笑)

そんなに意識が高くなっちゃって、救急センター(ER)の勤務なども行うようになり、超急性期のスペシャリストナースになる!などとちょっと思って、当時導入されたばかりの救急救命士の資格(国家試験)もとり、看護の大学教授になるから、大学に戻る(しかもアメリカ!)、なんて真剣に思う時期がありました。

ですが、運命は、やっぱり、意識してなくても、潜在意識が望む方向に展開するわけで、渡米した私は、初めUniversity of Arizonaの看護学部に編入するのですが、いろんな事情(笑)で、学部を変えて、University of Oregonで別の学部の単位を取得、そこを卒業することになりました。

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当時University of Arizonaのキャンパスにて

話は、看護に戻り、そんなこんなで、看護師を退職してからは、海外留学だったり、外資の製薬会社勤務だったりで、看護の世界とずっと疎遠だったのですが、人生、どこでどう何が役立つのかわからないものです。

子供を産んでからは、自分の「看護師」がフルに活躍する環境になって、

✔️ 保育園で働けたり、
✔️大学の保健室で働けたり、
✔️療育で歓迎されたり、
✔️小中学生の修学旅行の引率に行ったり、
✔️医学英語の翻訳のお手伝いができたり、

また自分の子育てのために、小児や母の発達、疾患、栄養や代謝・排泄、お薬、ワクチン、望ましい環境整備などなどについて、さくっと理解できたりで、それまでの看護への印象が変わり、看護師やっててよかった、と思うようになりました。

前置きが長くなりましたが、つまり、産後の子育ての生活が「看護師」的な役割というか、存在を必要としている環境なのでしょうね、と思ったのです。

それでなのですが、なんでそうなんでしょうか?、と。子育てに看護が求められている?看護って、看護師ってなんなの?と今更ですが、考えるようになり、近年、自然にその意味を語っている自分に気がついたのです。

そこでですが、一般論として、軽くてでいいのですが、看護師の専門性って何だと思うか一緒に考えてみてくれませんか?(笑)

例えば、お子さんを産んで、シッターを頼みたい時、乳幼児教室に通いたい時、子供の心身の発達で誰かに相談したい時、看護師だったら安心って思う時って、なんで、そう思うのでしょうか?

お医者さんにいいたいこと言えないとき、聞きたいとき、なんで、看護師に聞いてしまうのでしょうか?

以前、自分のfacebookの投稿にも挙げたのですが、普通、看護師との接点は外来診療が多いので、多くが「医療介助」と思っていることが多いように思います。

でも、実は、「医療介助」は、看護のほんの一部で、「看護の専門性」って別の大きなところにあるものなんですね。(少なくともそのように看護大学では、学び、考え、訓練されてきました。)そして、それは、子育てでも、発達障害児の療育でも、教育でも、コーチングでも、ビジネスでも、人間関係において、共通してそれがあると役に立つ能力だったりするのです。

ー(以下、碧音の2018Facebookでの投稿)ー

<元ナースのつぶやき>
ナースがナースでないところで活躍しているととても励みになる!ってナースのお友達からコメントいただきました。
ナースって、人間が人間らしく「健やかな環境へ」戻ってゆくことへ、自分自身で向かってゆくことへの導きのお仕事。
治療だけでは、患者さんは、なかなか治癒しないんですよね、、
どうしてもケアが必要。
ケアを一言で言うなら「環境づくり」かもしれない。
(ナイチンゲールによると)
だから、治療から健康、健康維持までの環境づくり、自分自身が主体的にできるようにファシリテイトする、ガイドする。
独立した分野だから、病院とか病床以外でも、看護師は場を変えての日常生活での方がお役に立てる仕事なはず。
他の分野に劣らじ、勉強の範囲も幅広いですしね。看護。
「健やかさ」という目的に向かった人間理解なので。
資格取得のための学びのカリキュラムを照らし合わせると、看護の勉強と教職の勉強が混じり合うところが養護教諭(保健室の先生)の学ぶところ、なんて、図もあったりして。面白いですね。
この「健やかな環境へのガイド」力は、まさに子育てや教育にも使える、共通するものだと思っています。 

 ーーー(抜粋終)ーーー

さらに、現在、

子育てに自信が持てる!イヤイヤ期からの子育て〜叱らずに導くためのマインドと対応の教科書~ 

教本販売準備をしていますが、その説明文で、なぜ、看護師の私が、イヤイヤ期の発達や子育てをしているのか、「看護の専門性」の役立ち度について、こんな風に綴っています。

ー(以下、プロフィール説明文から抜粋)ー

前略   私、“碧音来見(あおね来見)”は、もともと看護師です。
看護師が発達(イヤイヤ期)にどう関係あるの?と疑問に思うかもしれません。
あまり周知されていませんが、看護師って、実は、医療の知識を備えた「対象理解のスペシャリスト」なのです。患者さんが自分の持つ治癒力を最大限に発揮し、健康回復するために、ご本人とそれを取り巻く背景を深く理解して、環境を整え、最善の方法を選択して援助していくスペシャリストなのです。学生の頃からそれ用の訓練を受け、臨床の場では、プロとして実践してきたので、対象の客観的理解(お子さんにせよ、そのママたちにせよ、)は、一般より結構得意です。看護師としての病棟勤務の後は、渡米し米国留学を経て帰国、外資系の製薬会社にて、英語を使って、お薬の臨床開発、組織やプロジェクトのマネジメント、薬事など、お薬を通して、国の医療制度に関わる業務に従事してきました。看護師としてもそうでしたが、根拠ある物事の捉え方、子供の病気治療、国の医療の考え方、予防接種、添加物、有効成分、保険医療システムなどなど、今思えば、子育ての肥やしになるような健康・医学・薬学全般の学びを得てきたように思います。

ーーー(抜粋終)ーーー

ということで、今回の結論!笑

看護師とは、

「対象を理解しその人をゴールに導く環境を整える」

スペシャリストである!

だから、育児、子育ての環境にも、己育てにも、この存在があるととても安心!でスムーズにゴールに向かうことができる!

と申し上げたかった。

そして、そういった能力を培ってきたからこそ、乳幼児教室のおこさんや親御さんたちをより深く理解してサポートさせていただけたし(つもり?!だったら、お教室のママやパパたち、ごめんね!笑)、これからも、そうして様々な年齢層の「生き方」や「育ち」のためにお役に立てるのではないか、と思っています。

この記事は、こちらからの転記です。https://note.com/aone_kurumi/n/nbe04cf0a3084